2026年10月31日

スマホなしの授業ゲーム:児童・生徒のスマホが禁止でもクラス全員で楽しむ

学校でのスマホ禁止が広がっています。児童・生徒のスマホやタブレットがいらないクラス全員のゲームと、先生のスマホで1つの大画面から進める方法。

授業から児童・生徒のスマホを遠ざける学校が増えています。ユネスコのグローバル・エデュケーション・モニタリングのチームによると、2024年末までに、追跡している教育システムの約40%にあたる79が、学校でのスマートフォンを禁止していました。1年前は60でした。さらに多くの学校が、独自のルールを設けています。

多くの先生にとって、これは現実的な問題につながります。人気のクイズゲームの多くは、全員が端末を持っていることが前提です。早押しのためのスマホ、タブレット、ノートパソコン。スマホがロッカーにしまわれたら、金曜日の復習ゲームはどうなるのでしょう?

うれしいことに、いちばんいい授業ゲームは、もともと児童・生徒の端末を必要としていません。ここでは、児童・生徒のスマホをまったく使わずに、クラス全員が夢中になるゲームを進める方法と、それでも先生のスマホが役に立つ場面を紹介します。

児童・生徒の端末なしのゲームがうまくいく理由

スマホを教室から出すと、道具を1つ失ったように感じるかもしれません。でも実際には、クラス全員のゲームがよくなったと感じる先生がたくさんいます。

  • 児童・生徒どうしが話す。 チームの中で、だれかが答える前に答えを話し合います。その話し合いこそが、学びの起きる場所であることが多いのです。
  • 視線が同じ場所に集まる。 クラスは30台のばらばらな画面を見下ろすのではなく、1つの画面と先生、そしておたがいを見ます。
  • トラブルがない。 充電切れも、忘れたパスワードも、「アプリが固まった」も、つくって管理する児童・生徒のアカウントもありません。
  • 全員が参加できる。 だれがどの端末を持っているかにゲームが左右されないので、見ているだけの子が出ません。
  • 教室全体が見える。 参加の様子が目に見えます。だれが答えをささやいているか、だれがつまずいているか、どのチームに先生が必要か。

端末なしで答える5つの方法

  1. チームで声に出して。 チームでひそひそ話し合い、代表が1人答えます。問題ごとに代表を交代すれば、すぐ答えられる子はすべて答えるのではなく、コーチ役になります。
  2. ミニホワイトボード。 各チームが答えを書き、「3、2、1、ボードを上げて!」で見せます。全チームの答えがいっぺんに見えます。
  3. カードや指。 選択問題なら、A・B・C・Dのカードか、指を1〜4本立てます。○×問題なら、親指を上か下に。
  4. 前に出てくる。 電子黒板やタッチ対応のテレビなら、1人が前に出て、答え、タイル、絵をタップします。
  5. 動く。 「正しいと思ったら教室の左へ、まちがいだと思ったら右へ」。低学年や気分転換にぴったりです。

スマホなしで遊べるクラス全員のゲーム

どのゲームも、1台のプロジェクター、テレビ、電子黒板で、チームに分かれて、児童・生徒の端末なしで遊べます。

ゲーム児童・生徒の参加のしかた向いていること
ベルをならせ各チームがすべての答えをミニホワイトボードに書くクラス全体の確認
タイルめくり正解するとなぞの箱が開く:得点、星、爆弾、マグネットテンポのいい復習
チームビンゴ各チームにカード。問題ごとにすべてのカードにスタンプリスニング、どの教科でも
うみのタワー海が上がってくる中、クラス全員で1つのタワーを建てる協力、緊張しているクラス
聞いてタッチ各チームから1人ずつ、Olyが言った絵に走ってタッチ体を動かす、英語のリスニング
つなひき正解するたびにロープを1歩引く盛り上がり
ホットシート1人が画面に背を向け、チームが単語を説明するスピーキング(英語)

全員に答えてほしいとき

チームゲームの多くの弱点は、1つのチームが答えているあいだ、ほかのチームが待っていることです。ベルをならせは、端末なしでそれを解決します。各チームがすべての答えをミニホワイトボードに書き、先生は正解したチームにチェックを入れ、まちがえるとハートが1つ減ります。最後まで残ったチームがベルを鳴らします。ペンとボードだけで、端末を使うクイズで得られることの多く、つまり全チームのすばやい確認ができます。

盛り上げたいとき

聞いてタッチとつなひきは、児童・生徒をいすから立たせます。スマホのない学校では、これがクラスの楽しみな時間になります。

落ち着かせたいとき

ペアさがしやつり池のような順番制のゲームには、自然なリズムがあります。問題、ひそひそ相談、答え、短い反応、次へ。くわしくは授業ゲーム中にクラスを落ち着かせる方法をご覧ください。

教室でただ1台のスマホ:先生のスマホ

スマホのルールの多くは、児童・生徒についてのものです。先生はたいていスマホを持っていて、Olyはそこにリモコンを置きます。

  1. 大画面につないだパソコンでゲームを始めます。ロビーにQRコードと6けたのPINが表示されます。
  2. スマホのカメラでコードを読み取るか、olyclass.com/pin を開いてPINを入力します。アプリのインストールも、スマホでのサインインもいりません。
  3. スマホには、クラスより先に問題とその答えが表示され、正解 と 不正解 のボタンがあります。

スマホからは、正解のあとにチームの代わりにタイルやシュートを選んだり、答えを見せたり、Olyに単語をもう一度言わせたり、スキップ、一時停止、ゲームの終了もできます。スマホとパソコンが同じWi-Fiにつながっている必要はないので、制限のきびしい学校のネットワークでも安心です。

入れるのは最初のスマホだけです。ほかのスマホがPINを入力しても、先生が入れるまで待つことになるので、コードを写した子に乗っ取られることはありません。くわしくはスマホを教室のリモコンにをご覧ください。

先生もスマホ禁止? それでもゲームはできます。画面のボタンをタップするか、キーボードを使いましょう:C で正解、X で不正解、R で答えを見る、Space で次の問題、P で一時停止。プレゼンター用のリモコンも使えます。

ゲームをつくる

児童・生徒の端末がない分、ゲームはすばやくつくれる必要があります。先生の机の上の仕事がまた1つ増えるからです。Olyでは、次のことができます。

  • 教えている教科書のページを撮影すると、Olyが問題を書きます。
  • 単語リストを貼りつけるか、テーマを入力する。
  • 算数・数学、理科、社会(歴史・地理)、国語(読み書き)の自分の問題を貼りつける。形は question | answer | wrong, wrong です。
  • 無料のライブラリからすぐに使えるセットを開く。レベル別の英語のセットと、学年別の教科のセットが何百もあります。

同じセットが27種類すべてのゲームで遊べるので、1つのセットで1週間まるごと使えます。月曜日はタイルめくり、水曜日はチームビンゴ、テストの前はベルをならせ。

スマホなしのゲームのルーティン

  • 列や班でチーム分け、3〜4チームを1分以内に。準備OKページに名簿を貼りつければ、Olyが問題ごとに1人を指名します。名簿は先生のブラウザの中だけに残ります。
  • ひそひそルール: チームはひそひそ声で相談し、代表が答えます。
  • タイマー は20秒か30秒で、ターンがだらだらしないように。
  • 横取りをオン にして、どのチームにもすべての問題を聞く理由をつくります。
  • 最後にまちがえた語を復習:まとめ画面にクラスがまちがえたものが一覧で出て、ボタン1つでそこから新しいゲームができます。

スマホ禁止は、損失ではなくチャンス

スマホ禁止で気が散るものは1つ減りますが、遊びのように感じられる練習の必要がなくなるわけではありません。1つの共有画面でのゲームは、児童・生徒がいっしょに顔を上げて見るものになり、先生には児童・生徒の端末を1台も使わずに理解度を確かめる方法になります。全体像は、児童・生徒の端末がいらない授業ゲームと、学級経営に役立つ授業ゲームのガイドをご覧ください。

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