学級経営に役立つ授業ゲーム:1つの画面で、落ち着いて公平なチーム対抗
公平なチーム分け、落ち着いたターン、身につく復習、ごほうびなしのやる気。1つの画面とスマホのリモコンで、学級経営が楽になるチームゲーム。
授業ゲームは、1週間でいちばん楽しい10分にもなれば、いちばんうるさい10分にもなります。その差は、ゲームそのものではないことがほとんどです。チームの分け方、だれが答えるのか、教室がどこまでにぎやかになっていいのか、得点が何のためにあるのか、そしてその間、先生がどこに立っているのか。そこで決まります。
このページでは、1つの共有画面(プロジェクター、テレビ、電子黒板)でクラス全員がチームに分かれて遊ぶときに、うまくいく方法をまとめました。児童・生徒の端末はいらず、先生のスマホがリモコンです。くわしく知りたい方のために、各セクションにはより長いガイドがあります。

チームゲームが学級経営に役立つ理由
よい学級経営の大部分は、注意と公平さです。全員が何をすればいいかわかっていて、聞く理由があり、ルールがだれにとっても同じだと感じていること。1つの画面で遊ぶチームゲームは、その多くを自然に用意してくれます。
- 見る場所が1つ。 クラス全員が同じ画面を見ます。30台のタブレットと競う必要はなく、全員の顔が見えます。
- 答えるのはチーム。いちばん早く手を挙げた子ではない。 おとなしい子も、クラス全体の前で話すよりずっと前に、3人のチームメイトとなら話します。
- はっきり見えるルール。 だれの番か、残り時間はどれくらいか、正解で何がもらえるか。すべて画面に出ています。言い争いや「ずるい!」が減ります。
- 一度覚えればいいルーティン。 同じルール(順番、タイマー、横取り)がどのゲームでも使えるので、最初の1週間がすぎれば説明をやめて、すぐに遊べます。
- エネルギーに形をあたえる。 盛り上がりは敵ではありません。ゲームはそれに形をあたえます。得点のあとに短くわっと盛り上がり、次の問題では静かに。
どれも自動的に起こるわけではありません。以下のガイドは、それを起こすための習慣についてです。
チームをすばやく、公平に分ける
最初の5分でゲームが決まります。チーム分けに10分かかったり、できる子どうしがいつも同じチームになったりすると、最初の問題の前にクラスの気持ちは離れてしまいます。
時間がないときは列や班でチームをつくり、できるときは意図して力をまぜましょう。チームの中では答える人を交代させて、得意な子は全部答えるのではなく、仲間をサポートする役にまわります。Olyでは準備OKページに名簿(1行に1人)を貼りつけられます。Olyが名前をシャッフルしてチームに振り分け、問題カードごとに各チームから1人を指名します(「チーム2:さくらさんの番です!」)。メンバー全員を順番にまわります。名簿はブラウザの中だけに保存され、Olyのサーバーには送られません。
くわしいガイド:クラスのチームをすばやく公平に分ける方法
ゲーム中もクラスを落ち着かせる
騒がしさのもとは、たいてい「待ち時間」と「早い者勝ち」です。することがないチームは、何かすることを見つけてしまいます。そして「先に叫んだ人が勝ち」の問題は、いちばん声の大きい子に得をさせます。
ひそひそルール(チームの中ではひそひそ声で相談し、答える人だけが声に出して答える)を使い、答える前に考える時間をとり、10〜60秒のタイマーを設定してターンが長引かないようにしましょう。落ち着いた授業には順番に答えるゲームを選び、早い者勝ちのゲームは盛り上げたいときのためにとっておきます。紙ふぶきや大きな音が多すぎるクラスなら、エフェクトをひかえめに。そしてスマホでゲームを操作すれば、先生が必要な班のそばに立てます。
くわしいガイド:授業ゲーム中にクラスを落ち着かせる方法
テスト前の復習を、混乱なく
復習ゲームは、だれが勝ったかだけでなく、クラスがまだわかっていないことを教えてくれるものであるべきです。目的に合わせてゲームを選びましょう。全員の理解を確かめたいなら、すべてのチームがすべての問題に答えるゲーム。10分でたくさんの問題をこなしたいなら、テンポのいい順番制のゲームです。
大事な問題は、編集画面で2倍・3倍の問題にして得点を高くしましょう。ゲームの最後には、クラスがまちがえた単語や問題がまとめに一覧で出ます。まちがえた語を復習を押せば、それだけで次の授業用の新しいゲームになります。
くわしいガイド:テスト前の復習ゲーム:うまくいく進め方
ごほうびなしでやる気を引き出す
クラスのやる気を出すのに、お菓子やシールは必要ありません。大画面の得点、拍手の時間、そして逆転できる公平なチャンス。たいていのクラスはそれで十分です。競争が激しくなりすぎるクラスなら、スコアを隠すか、クラス全員でいっしょに勝ったり負けたりする協力型のゲームで遊びましょう。横取りルールがあれば、どのチームにもすべての問題を聞く理由ができます。
くわしいガイド:ごほうびなしのやる気づくり:チームゲームでクラスを動かす
スマホを教室のリモコンに
ノートパソコンはたいてい教室の前のすみにあり、先生はそのそばから動けません。Olyなら、大画面のQRコードを読み取る(またはolyclass.com/pinで6けたのPINを入力する)だけで、スマホがリモコンになります。クラスより先に答えを確認し、正解か不正解をタップし、チームの代わりにタイルやシュートを選び、答えを見せ、スキップし、一時停止し、終了できます。ゲームの間、教室を歩きまわれます。
くわしいガイド:スマホを教室のリモコンに
こんなときは、このゲーム
Olyのどのゲームも同じ問題セットを使えるので、内容ではなくクラスの雰囲気で選べます。27種類のうち21種類はどの教科でも使え、6種類は英語向けです。
| こんなとき | おすすめ | 役立つ理由 |
|---|---|---|
| クラスが競争に熱くなりすぎる | うみのタワー | タワーは1つ、海は上がってくる。クラス全員でいっしょに勝つか負けるか |
| 待っている間に集中が切れるチームがある | ベルをならせ、チームビンゴ | 全チームがすべての答えを書く、またはどの問題でもどのカードにもスタンプが押せる |
| 授業の終わりを落ち着いてしめたい | つり池、ペアさがし | やさしいごほうび、かんたんなルール、叫ぶ必要なし |
| 弱いチームが早くあきらめてしまう | ペーパーレース、タイルめくり | 最下位の車はブーストがもらえる。ラッキーなタイル1枚でまだ逆転できる |
| 教室の左右で真っ向勝負をしたい | つなひき | 1本のロープに2チーム。正解するたびに引き戻せる |
| チームがあせって当てずっぽうで答える | チャレンジボード、ごほうびタワー | チームが自分でリスクを選ぶので、立ち止まって考える必要がある |
| 上の学年向けの作戦ゲーム | 3つならべ、4つならべ | どこに置くかを考え、相手のじゃまもする |
| わざと盛り上げたい | フープシュート、PKチャレンジ | 正解のたびに、スポーツの短い見せ場 |
| チーム全員で英語を話す | ホットシート、絵サイコロ | チームで説明したり、いっしょに文をつくったりする |
全ゲームは授業ゲームのページで見られます。
2分で準備
- 問題セットを用意する。 ライブラリからすぐに使えるゲームを開くか、教科書の写真、単語リスト、テーマ、自分の問題からゲームをつくる。
- 準備OKページでゲームを選ぶ。
- チームを決める。 無料プランでは2〜4チーム、Oly Proでは最大8チーム。チーム名を入力するか、色のままでもOK。
- 名簿を貼りつける(任意)。 「生徒を指名」に貼りつけると、Olyが毎ターン答える人を指名します。
- ルールを選ぶ。 1問の制限時間(なし、10、20、30、60秒。時間切れは不正解あつかい)、横取り、不正解で1点減点(初期設定はオフ)、スコアを隠す、そしてゲームで使うパワーアップ。
- 見た目を選ぶ。 テーマ(クラシックまたは季節のテーマ)とエフェクト(フル、ひかえめ、オフ)。
- スタートして、大画面のQRコードをスマホで読み取る。 大画面はロビーで開くので、そこで設定をもう一度確認して、「あそぶ!」を押します。
ゲームの途中で気が変わったら?大画面の⚙︎ボタンで、最初からやり直さずに制限時間、ルール、見た目、チーム名を変えられます。
よくある質問
学級経営に役立つ授業ゲームとは?
内容の復習だけでなく、教室をまわすのに役立つゲームです。はっきりした順番、公平なチーム、全員が聞く理由、そしてそのあと落ち着いて学習に戻れる流れ。答える人の交代、考える時間、横取りといったルーティンを少し加えれば、ほとんどのチーム対抗の復習ゲームがそうなります。
児童・生徒に端末は必要ですか?
いいえ。クラス全員がチームに分かれて、1つの共有画面で遊びます。児童・生徒は声に出して答えるか、ミニホワイトボードに書くか、電子黒板にタッチして答えます。スマホを使うのは先生だけで、それも任意です。キーボードや画面上のボタンでも操作できます。
いつも同じ子ばかりが答えるのを防ぐには?
答える人を交代させましょう。チームの中で番号をつけるか、名簿を貼りつけてOlyに毎ターン1人ずつ指名させます。チームメイトは手伝えますが、答えるのは指名された子だけです。
クラスがうるさくなりすぎたら?
早い者勝ちのゲームではなく順番に答えるゲームを選び、タイマーを設定し、エフェクトをひかえめにして、全員の注意が必要なときはスマホからゲームを一時停止しましょう。いちばん効くのは、チームでの相談をひそひそ声にするルールです。
勝ち負けなしで遊べますか?
はい。スコアを隠してだれも得点を追わないようにするか、うみのタワーで遊びましょう。クラス全員で、上がってくる海を相手にいっしょに勝つか負けるかが決まります。
無料ですか?
はい。すべてのゲームとライブラリ全体を、4チームまで無料で遊べます。無料プランには月10セットのAI問題セットもついています。Oly Proでは最大8チームと、より多くのAIセットが使えます。
タブレットなしで遊ぶ方法について、くわしくは児童・生徒の端末がいらない授業ゲーム、電子黒板ゲーム、プロジェクター・テレビのゲームをご覧ください。