2026年10月29日
1つの画面で遊べるインタラクティブな授業ゲーム25選(児童・生徒の端末なし)
復習、語彙、スピーキングに使える授業ゲーム25選。1つの画面で遊ぶチームゲームと、明日すぐできる道具いらずの定番ゲーム。児童・生徒の端末は不要です。
いい授業ゲームとは、いちばん盛り上がるゲームのことではありません。だれかが答える前に、全員が考えるゲームのことです。教室の前に画面が1つだけあり、児童・生徒のタブレットやスマホがない環境では、それは次の4つにかかっています。
- チーム。 答えるのはいちばん早く手を挙げた子ではなく、チームです。おとなしい子も、1人で答えるよりずっと早くチームの力になります。
- 短いターン。 問題、答え、結果、次の問題。クラスが待てるのはせいぜい30秒です。
- 考える時間。 だれも答えてはいけない数秒間が、ゆっくり考える半分の子どもたちにチャンスをくれます。
- 聞きつづける理由。 横取り、運、最下位チームへのボーナス。後ろのチームが最後の問題まで希望を持てるしかけです。
ここで紹介する25の授業ゲームは、どれもこの条件を満たしています。得意なことごとに、復習・クイズゲーム、ボードゲーム、語彙とスペル、スピーキングと体を動かすゲーム、そして道具がいらない定番ゲームに分けました。そのうち15個はOlyのゲームです。Olyは授業の内容をチーム対抗のゲームにして、プロジェクター、テレビ、電子黒板に映し、先生のスマホがリモコンになります。残りの10個は黒板とチョークだけでできるので、停電しても明日すぐに使えます。
25のゲームを一覧で
| ゲーム | タイプ | 準備 | 向いている場面 |
|---|---|---|---|
| 1. チームビンゴ | 復習 | 9問以上の問題セット | テスト前のクラス全体の復習 |
| 2. ラッキールーレット | 復習、運 | 問題セット | 学力差のあるクラス |
| 3. タイルめくり | 復習、運 | 問題セット | どんな復習にも、どの教科にも |
| 4. フープシュート | 復習、リスク | 問題セット | スポーツ好きのクラス |
| 5. ラッキードロップ | 復習、運 | 問題セット | 低学年、学期末 |
| 6. クレーンゲーム | 復習、リスク | 問題セット | ごほうび感のある短い復習 |
| 7. 3つならべ | ボード、作戦 | 問題セット | 2〜4チーム、短いラウンド |
| 8. 4つならべ | ボード、作戦 | 問題セット | 作戦好きの高学年以上 |
| 9. はしごのぼり | ボード、運 | 問題セット | 低学年、長めの復習 |
| 10. ペーパーレース | ボード、レース | 問題セット | 短いウォームアップ |
| 11. ふうせんワード | スペル | 単語リスト | スペルと文字の音 |
| 12. ペアさがし | 語彙 | 単語リスト | 単語と絵の練習 |
| 13. なぞの絵 | 語彙、推理 | 問題セット | 予想とスピーキング |
| 14. ぴょこぴょこタッチ | リスニング | 絵つきの単語リスト | タッチスクリーン、低学年 |
| 15. 絵サイコロ | スピーキング | 絵つきの単語リスト | 文づくり |
| 16. ジェスチャーゲーム | スピーキング、体を動かす | なし | 動詞、動作、気持ち |
| 17. ホットシート | スピーキング | なし | 説明と定義 |
| 18. ランアンドタッチ | リスニング、体を動かす | 黒板に単語か絵 | 低学年、昼休みのあと |
| 19. フォーコーナーズ | 体を動かす、意見 | 4枚のラベル | 意見、○×クイズ |
| 20. サイモンセッズ | リスニング、体を動かす | なし | 体の部位、命令文 |
| 21. 絵で当てて | 語彙 | なし | 名詞、どの教科でも |
| 22. 20の質問 | スピーキング、質問 | なし | 疑問文、論理 |
| 23. ワードチェーン | 語彙 | なし | 最後の5分 |
| 24. バック・トゥ・ザ・ボード | スピーキング | なし | 説明と定義 |
| 25. なぞの袋 | 語彙、五感 | 袋といくつかの物 | 形容詞、低学年 |
復習・クイズゲーム
いちばん頼りになるゲームです。問題が出て、チームが答え、正解すると少し運の入ったごほうびがもらえます。英単語から九九、理科の○×、歴史の年号まで、どんな問題セットでも遊べます。
1. チームビンゴ
向いている場面:テスト前のクラス全体の復習 · 準備:9問以上の問題セット · 人数:2〜4チーム(Oly Proなら8チームまで)
チームごとに、問題の答えでうめた3×3のビンゴカードがあります。カードはシャッフルされるので、同じカードは2枚とありません。1問ごとにその答えが呼ばれ、その答えがあるカードすべてにスタンプが押されます。
- 番が来たチームに問題を出します。正解すると+1。
- 正解でも不正解でも、その答えがすべてのカードで呼ばれるので、ほかのチームも見ています。
- カードに新しく3つの列(横、たて、ななめ)ができるたびに+5。
- 問題がなくなるまで続け、得点がいちばん高いチームの勝ちです。

コツ:毎問すべてのカードにスタンプが押されるので、ほかのチームの番でもだれも気をぬきません。呼ばれた答えを毎回クラス全員で声に出しましょう。チームビンゴの遊び方、または授業の内容からつくる。
2. ラッキールーレット
向いている場面:学力差のあるクラス · 準備:問題セット · 人数:2〜4チーム(Oly Proなら8チームまで)
正解するとルーレットを1回まわせます。ルーレットは8つに分かれています:+1、+2(2つ)、+3、+5、スコア2倍、トップと入れかえ、もう一回。
- チームが答えます。正解ならルーレットをまわします。
- 得点のマスはその点数が入ります。「2倍」はチームが今持っている点数と同じだけ加わります(最大+10、まだ0点のチームは+2)。
- 「入れかえ」はトップのチームとスコアを交換します。まわしたチームがすでにトップなら+3です。
- 「もう一回」は+1で、すぐにもう一度そのチームの番になります。

コツ:最下位のチームが希望を持ちつづけられるのは「入れかえ」のおかげです。不公平だと感じるクラスなら、始める前にパワーアップを1つずつオフにでき、そのマスは得点に変わります。ラッキールーレットの遊び方。
3. タイルめくり
向いている場面:どんな復習にも、どの教科にも · 準備:問題セット · 人数:2〜4チーム(Oly Proなら8チームまで)
番号つきのタイル(問題数に合わせて12、16、20枚)の下に、得点やびっくりがかくれています。正解するとタイルを1枚めくれます。
- チームが答えます。正解ならタイルの番号を言います。
- ほとんどのタイルは1〜5点です。
- スターは+5、爆弾は−2、マグネットはトップのチームから2点をうばい、「もう一回」のタイルは+1でもう一度そのチームの番になります。
- すべてのタイルがめくられたらゲーム終了です。
コツ:代表の子が言う前に、チーム全員で番号を決めさせましょう。小さなことですが、1人のターンが英語でのチームの話し合いに変わります。タイルめくりの遊び方。
4. フープシュート
向いている場面:スポーツ好きのクラス · 準備:問題セット · 人数:2〜4チーム(Oly Proなら8チームまで)
正解するとバスケットボールのシュートが打てます。距離はチームが選びます:近くは2点、まんなかは3点、遠くは5点。遠いほど外れやすく、近いシュートはたいてい入りますが、遠いシュートが入るのは3回に1回くらいです。
コツ:シュートの前に、選んだ理由をチームに説明させましょう("We are behind, so we take the far shot")。本物の思考になりますし、safer、riskier、further などの比較級を使ういい機会です。フープシュートの遊び方。
5. ラッキードロップ
向いている場面:低学年や学期末 · 準備:問題セット · 人数:2〜4チーム(Oly Proなら8チームまで)
プリンコのようなボードです。正解すると5つのシュートから1つを選び、ボールがピンにはねながらカップに落ちます。どのカップにも得点があり(1〜4点)、毎ターン1つのカップが金色に光って10点になります。

コツ:ボールは落としたシュートの近くに入りやすいものの、いつもではありません。だから金のカップはねらう価値があり、でも確実ではありません。ボールが落ちるあいだ、クラスみんなでカウントダウンしましょう。ラッキードロップの遊び方、または授業の内容からつくる。
6. クレーンゲーム
向いている場面:ごほうび感のある短い復習 · 準備:問題セット · 人数:2〜4チーム(Oly Proなら8チームまで)
正解するとクレーンを1回動かせます。チームが5つの場所から1つを選ぶと、クレーンが下りてその下のぬいぐるみをつかみます。小さなぬいぐるみは1〜2点でほぼ確実につかめ、めずらしいものほど点数が高く(金色のひよこは最大8点)、すべり落ちやすくなります。
コツ:「リスク」の言葉を、それと言わずに教えられるすてきなゲームです。クレーンが下りる前に、別のチームに予想させましょう:"Will it hold?" クレーンゲームの遊び方。
ボード・作戦ゲーム
正解がボードの上に残るので、チームは先を考えはじめます。少し作戦が好きなクラスに向いています。
7. 3つならべ
向いている場面:2〜4チーム、短いラウンド · 準備:問題セット · 人数:2〜4チーム(Oly Proなら8チームまで)
3×3のボードで遊ぶ、三目ならべの復習ゲームです。正解すると空いているマスにチームのシールをはれます(+1)。自分のシールが3つならぶと+5で、ボードがリセットされて新しいラウンドへ。列ができずにうまったときもリセットされます。

コツ:3チーム以上なら、つくることと同じくらいじゃますることが大事です。毎回シールをはる前に止めて、聞いてみましょう。「どこにはるべき?それはなぜ?」3つならべの遊び方。
8. 4つならべ
向いている場面:作戦好きの高学年以上 · 準備:問題セット · 人数:2〜4チーム(Oly Proなら8チームまで)
「コネクトフォー」の名前で知られるコマを落とすゲームのように、7列×6段のボードで遊びます。正解すると好きな列にコマを落とせます(+1)。自分のコマがどの方向でも4つならぶと+5です。
コツ:ボードはゆっくりうまるので、15〜20問の長めの復習に向いています。タイマー(10秒か20秒)をオンにして、ボードだけでなく問題でもしっかり考えさせましょう。4つならべの遊び方。
9. はしごのぼり
向いている場面:低学年、長めの復習 · 準備:問題セット · 人数:2〜4チーム(Oly Proなら8チームまで)
30マスの、へびとはしごのようなすごろくです。正解すると大きなサイコロをふり、出た目だけチームのコマが進みます。はしごでのぼり、すべり台でもどり、スコアはコマのいるマスそのもの。最初に30マスにたどり着いたチームの勝ちです。

コツ:2倍・3倍の問題では、出た目の2倍・3倍進みます。その日いちばんむずかしい問題をいちばん価値ある問題にするのにぴったりです。はしごのぼりの遊び方。
10. ペーパーレース
向いている場面:短いウォームアップ · 準備:問題セット · 人数:2〜4チーム(Oly Proなら8チームまで)
チームごとに自分のレーンに紙の車があります。正解すると1マス進み、最下位のチームは2マス進みます。ゴールは問題数から決まるので、レースは授業の一区切りくらいの長さです。最初にゴールした車の勝ちです。
コツ:「不正解で1点マイナス」をオンにすると、不正解で車が1マスもどります。低学年ではオフのまま、答えるのが早すぎるクラスではオンにしましょう。ペーパーレースの遊び方。
語彙・スペルのゲーム
単語そのものをボードにのせるゲームです。文字、絵、そして音。
11. ふうせんワード
向いている場面:スペルと文字の音 · 準備:単語リスト(英語) · 人数:2〜4チーム(Oly Proなら8チームまで)
絞首台のない、やさしいハングマンです。リストからひみつの単語が空欄で表示されます。問題に正解すると、チームはアルファベットを1つ選べます。
- その文字が単語に出てくるたびに+1。単語が完成すると+3。
- 単語にない文字を選ぶと、Olyの7つのふうせんが1つ割れます。
- どのチームもいつでも "We know the word!" と言えます。正解ならそのチームのボタンをタップ:2点と、まだかくれている文字1つにつき1点が入ります。
- 7つのふうせんがすべて割れたら、単語が表示されて次の単語へ。

コツ:タップする前に、チームに文字の名前を声に出して言わせましょう。多くのクラスで抜けがちな、アルファベットの名前の手早い練習になります。ふうせんワードの遊び方、または授業の内容からつくる。
12. ペアさがし
向いている場面:単語と絵の練習 · 準備:単語リスト · 人数:2〜4チーム(Oly Proなら8チームまで)
6組か8組のカードがふせてあります。単語とその絵(または単語とその訳、教科の問題セットなら答えとその問題)です。正解するとチームはカードを2枚めくれます。ペアならチームのものになって+2、そろわなければ2枚とも裏にもどります。

コツ:ペアが見つかったら、次に進む前にクラス全員でその単語を言いましょう。1組のペアが、30人の声で1つの単語を練習する時間になります。ペアさがしの遊び方。
13. なぞの絵
向いている場面:予想とスピーキング · 準備:問題セット · 人数:2〜4チーム(Oly Proなら8チームまで)
絵が12枚の番号つきのピースの下にかくれています。正解するとピースを1枚はがせます(+1)。どのチームもいつでも絵の名前を当てられ、最初に当てたチームにはボーナス。まだかくれているピースが多いほどボーナスは大きくなります。そして次の絵へ。

コツ:だれかが当てる前に、見えているものをチームに説明させましょう:"It's brown. It's round. Maybe it's an animal." 当てっこゲームがスピーキングのゲームに変わります。なぞの絵の遊び方。
14. ぴょこぴょこタッチ
向いている場面:タッチスクリーン、低学年 · 準備:絵つきの単語リスト(英語) · 人数:2〜4チーム(Oly Proなら8チームまで)
スピード勝負のリスニングゲームです。Olyが単語を読み上げると、6つの穴から庭の生きものが絵を持って顔を出します。生きものがかくれる前に、児童が正しい絵を持った生きものをタップし、先生が見つけたチームをタップします(+1)。全チームが毎問参加するので、ターンではなく聞き取りの速さの勝負です。
コツ:タッチ機能のないプロジェクターなら、各チーム1人を前に出して指させ、勝ったチームを先生がスマホでタップしましょう。同じ子が2回続けて走らないよう、交代させます。ぴょこぴょこタッチの遊び方。
スピーキング・体を動かすゲーム
最高の授業ゲームのなかには、子どもたちをいすから立たせたり、完全な文で話させたりするものがあります。画面で遊ぶものを1つと、画面がいらないものを5つ紹介します。
15. 絵サイコロ
向いている場面:文づくり · 準備:絵つきの単語リスト(英語) · 人数:2〜4チーム(Oly Proなら8チームまで)
正解すると、単語リストからつくった3つの絵サイコロをふります。チームはその絵を使って文か短いお話をつくります。使った絵の数を先生がタップ:1枚につき+1、3枚全部使えば+5です。
コツ:代表の子が話しはじめる前に、チームに10秒のひそひそタイムをあげましょう。低いレベルでは絵ごとに短い文でOK、高いレベルでは "because" や "but" で3つをつなぐ1文を求めます。絵サイコロの遊び方。
16. ジェスチャーゲーム
向いている場面:動詞、動作、気持ち · 準備:なし(頭の中かカードに単語のリスト) · 人数:2〜6チーム
- チームから1人を前に呼び、単語を見せます(耳打ちするか、カードで見せる)。
- その子は話さずに、物を指したり空中に絵をかいたりして演じます。
- チームは30秒以内に単語を言います。正解で1点。
- 当てられなければ、ほかのチームが手を挙げて横取りできます。
コツ:英語の授業では、得点には完全な文を求めましょう。"swimming" だけでなく "He's swimming"。語彙ゲームがそのまま文法ゲームになります。
17. ホットシート
向いている場面:説明と定義 · 準備:なし · 人数:2〜4チーム
- 黒板に背を向けるように、前にいすを1つ置きます。チームから1人がすわります。
- その子の後ろの黒板に単語を書きます。
- チームはその単語を言わず、つづりも言わず、ジェスチャーも使わずに説明し、ホットシートの子が当てます。
- 1分以内に当たれば1点。すわる子とチームを交代します。
コツ:それぞれの単語について「かんたんな」言葉を2つか3つ禁止しましょう("cat" なら "meow" と "pet" を禁止)。より豊かな言葉を使わざるをえなくなります。
18. ランアンドタッチ
向いている場面:低学年、昼休みのあとのだらけた時間 · 準備:黒板に単語か簡単な絵を6〜8個 · 人数:2〜4チームが列になる
- 目標の単語を書くか絵をかいて、黒板全体に散らばらせます。
- チームは教室の後ろに列になって立ちます。各列の先頭の子が一歩前へ。
- 先生が単語(または定義、穴あきの文)を言います。正しい単語に最初にタッチした子のチームに得点。
- 2人とも自分の列の最後に回り、次の2人が遊びます。
コツ:せまい教室では安全のため、走らずに早歩きにさせ、手ではなく定規やハエたたきでタッチさせましょう。
19. フォーコーナーズ
向いている場面:意見、○×、手早い確認 · 準備:4枚のラベル(A、B、C、D、または「賛成」「反対」「わからない」「場合による」) · 人数:クラス全員
- 教室の4すみにラベルを1枚ずつはります。
- 文や選択式の問題を読み上げます。
- 児童・生徒は自分の答えのすみへ歩いて行きます。
- 各すみの1人に、選んだ理由を1文で説明させます。それから答えを言います。
コツ:だれがわかっているか一目でわかります。クラスの半分がちがうすみにいたら、それが次の授業の内容です。
20. サイモンセッズ
向いている場面:体の部位、命令文、リスニング · 準備:なし · 人数:クラス全員が立って
- 指示を出します:"Simon says touch your nose." 子どもたちはその通りにします。
- "Simon says" をつけずに指示を出したとき("Touch your knees")に動いた子はアウト、または自分の列の得点が1点マイナス。
- ゲームが進むにつれてスピードを上げます。
コツ:クラスが上手になったら、サイモン役を子どもにまかせましょう。はっきり指示を出すのは、すばらしいスピーキングの練習です。
準備も機器もいらないゲーム
画面が映らない、プロジェクターの電球が切れた、あるいは残り5分。黒板とマーカーさえあればできるゲームです。
21. 絵で当てて
向いている場面:どの教科の名詞にも · 準備:なし · 人数:2〜4チーム
「ピクショナリー」の名前で知られるゲームを黒板で遊びます。
- 各チームから1人ずつ黒板の前へ。全員に同じ単語を見せます。
- 文字や数字を使わずに絵をかき、チームが当てます。
- 最初に単語を言ったチームに1点。
- 各チームの次の子が前に出て、新しい単語で続けます。
コツ:英語以外でも使えます。理科の言葉(magnet、volcano)、地理(river、island)、算数(triangle、half)。
22. 20の質問
向いている場面:疑問文と論理 · 準備:なし · 人数:クラス全員をチームに
- 物、動物、人物を1つ思いうかべ、そのカテゴリーをクラスに伝えます。
- チームが順番に、yes/noで答えられる質問をします:"Is it bigger than a cat?" "Does it live in water?"
- 黒板で数を数えます。チームは自分の番に答えを言ってもよく、当たればそのラウンドの勝ちです。
- 20問たっても当たらなければ先生の勝ちで、答えを明かします。
コツ:低いレベルでは、質問の書き出しを黒板に書いておきましょう(Is it…? Can it…? Does it…?)。高いレベルなら、子どもが単語を考える役をしても遊べます。
23. ワードチェーン
向いている場面:最後の5分 · 準備:なし · 人数:クラス全員かチーム
- 単語を1つ言います。たとえば "apple"。
- 次の子(またはチーム)は最後の文字で始まる単語を言います:"elephant"、次は "tiger"、その次は "rabbit"。
- くり返しは禁止、答える時間は数秒。止まったりくり返したりしたチームは、そのラウンドはアウトです。
コツ:テーマをしぼると(食べもの、動物、動詞だけ)、一般常識のテストではなく、今週の単語の復習になります。
24. バック・トゥ・ザ・ボード
向いている場面:ペアでの説明と定義 · 準備:なし · 人数:ペアか小さなチーム
大人数のクラス向けの、ホットシートのしずかないとこです。
- ペアの1人は黒板のほうを向き、もう1人は黒板に背を向けてすわります。
- 黒板に単語を書きます。黒板を見ている子が説明し、もう1人が当てます。
- 最初に当てたペアが手を挙げて答えを言い、1点。
- 5つの単語のあと、席を交代します。
コツ:全員が同時に話すので、どの子も毎ラウンド話します。ホットシートよりにぎやかですが、1分あたりの練習量はずっと多くなります。
25. なぞの袋
向いている場面:形容詞、低学年 · 準備:布の袋と、教室にある物を5〜6個 · 人数:2〜4チーム
- クラスに見られないように、袋の中に物を1つかくします。
- 1つのチームから1人が袋に手を入れ、見ずにさわって説明します:"It's small. It's hard. It's smooth."
- チームが当てます。正解で1点。3回まちがえたら、ほかのチームが挑戦できます。
コツ:袋がなければ、先生が物について1つずつヒントを出し、ヒントを使うほど得点を少なくしましょう。
ぴったりのゲームの選び方
このリストのゲームはどれも使えますが、どのゲームもどんな場面に合うわけではありません。ゲームで何をしたいかから考えましょう。
- テスト前の手早い復習: チームビンゴ、タイルめくり、ラッキールーレット。12〜20問をテンポよく進め、どのチームも目がはなせません。
- 新しい語彙: ペアさがし、なぞの絵、絵で当てて。絵といっしょに、1つの単語に何度も出会えます。
- スペル: ふうせんワード。画面が使えないときはワードチェーン。
- スピーキング: 絵サイコロ、ホットシート、バック・トゥ・ザ・ボード、20の質問。答えは1語ではなく文です。
- 40人以上の大人数クラス: チームビンゴ(毎問すべてのカードにスタンプ)、フォーコーナーズ(全員が動く)、バック・トゥ・ザ・ボード(全員が話す)。
- 小さな子どもたち: はしごのぼり、ラッキードロップ、ぴょこぴょこタッチ、サイモンセッズ、ランアンドタッチ。たくさん動いて、色と運がいっぱいで、ルールは少なめ。
- 最後の5分: ペーパーレース、3つならべ、ワードチェーン。短くて、きれいに終わります。
- 算数・数学、理科、社会: Olyの復習・ボードゲーム(1〜10、そしてペアさがしとなぞの絵)は、選択式、○×、記述式の問題で遊べます。ふうせんワード、ぴょこぴょこタッチ、絵サイコロは英語用です。
プロジェクターや大きなタッチスクリーンで授業をしているなら、プロジェクター向けのゲームと電子黒板のゲームのガイドで、教室のセッティングをさらにくわしく紹介しています。
ゲームを落ち着いて進めるために
授業ゲームは、その週でいちばんの10分にも、いちばんさわがしい10分にもなります。ちがいを生むのはたいていゲームそのものではありません。次の習慣で落ち着いて進められます。
- 学力の混ざったチームをつくる。 どのチームにも得意な子と苦手な子を混ぜ、チームの人数をそろえます。人数がそろわなければ、無理につめこまずにチームを1つ増やしましょう。
- 答えるのはチームから1人、順番に。 チームの中で番号をつけます。1ラウンド目は1番、2ラウンド目は2番。仲間は手伝えますが、話すのは選ばれた子だけ。取り残される子も、全部ひとりじめする子もいなくなります。
- 考える時間をあげる。 だれかが答える前に、3〜5秒の沈黙を数えます。画面のタイマー(Olyでは10、20、30、60秒)がこれを代わりにやってくれ、時間切れは不正解になります。
- 横取りのルールを使う。 不正解のあと、別のチームが同じ問題に答えられます。これでどのチームも自分の問題だけでなく、すべての問題を聞くようになります。Olyでは、横取りしたチームは得点を全部もらえますが、追加のターンはありません。
- スコアは見えるように、でも重くしすぎない。 得点は楽しみのためのもの。大事な賞品も、負けたときの罰もなし。1チームが大きくリードしたら、運のゲーム(ルーレット、タイル、ドロップ)がほかのチームに逆転のチャンスをくれますし、終盤はスコアを隠すこともできます。
- 答えをクラスでくり返す。 答えのたびに、全員で声をそろえて言います。2秒で、練習量が何倍にもなります。
- 元気がなくなる前にやめる。 10〜15分がちょうどいい長さです。「もう1回やりたい!」と思っているうちに終われば、次のゲームも気持ちよく始められます。ほかのアイデアは、大人数クラスのゲームの記事をどうぞ。
先生からよくある質問
これらのゲームに児童・生徒のスマホやタブレットは必要ですか?
いいえ。ここで紹介したゲームはすべて、教室の前の1つの画面で、あるいは画面なしで遊べます。児童・生徒は声に出して答えたり、黒板の前に出てきたり、教室を動き回ったりします。児童・生徒の端末なしで遊ぶ方法をくわしく知りたい方は、児童・生徒の端末がいらない授業ゲームのページをお読みください。
何人で遊べますか?
クラスの人数は問いません。チームで遊ぶので、15人なら5人ずつ3チーム、45人なら9人ずつ5チームになります。Olyのゲームは無料プランで2〜4チーム、Oly Proなら8チームまで遊べます。
1回のゲームにどれくらい時間がかかりますか?
たいていは12問で10〜15分です。ペーパーレース、ぴょこぴょこタッチ、ワードチェーンは5分に収まります。4つならべとはしごのぼりは15〜20問で遊ぶのがおすすめです。
自分の問題を使えますか?
はい。Olyではテーマを入力する、単語リストを貼りつける、教科書のページを撮影する、自分の問題を貼りつけるのどれでもよく、このリストのゲームはすべて同じ問題セットで遊べます。ライブラリのゲームと自分で入力した問題は無料です。無料プランには、AIでつくる問題セットも月10回(うち写真から3回)含まれます。機器のいらないゲームは、すでに教えている単語さえあれば遊べます。
英語以外の教科でも使えますか?
ほとんど使えます。Olyの復習・ボードゲームは、算数・数学、理科、社会(歴史・地理)、読解の問題で遊べます。ふうせんワード、ぴょこぴょこタッチ、絵サイコロは、文字、話された単語、文をもとにしたゲームなので英語専用です。
次はこちら
上で紹介したOlyのゲームには、それぞれくわしいルール、得点、授業のアイデアをまとめたページがあります:授業ゲームの一覧をご覧ください。すでに問題が用意されたものから始めたい方は、無料のライブラリに、どのレベル・教科でもすぐに遊べる問題セットがそろっています。


